ねぎの生える生活

生やしますか?

主観と偏見

まさか、こんな日が来るなんて。

まさか、AAAが活動休止をする日が来るなんて。

 

一番夢にも思っていなかったことで、でも心のどこかで覚悟はしていたことでした。

 

 

ここから書くことは全て日高推しである私の主観で、偏見で、壁打ちで、全部自己中心的な考えなので、批判反論異論は認めません。

 

 

 

初め、「AAA年内活動休止を発表か?」と記事を見た時こそ「えっ?」と声は出たものの、どこかで「やっとこの日が来てしまったか」と思った自分がいました。

それはAAAに諦めを感じていたからでも、何かを予感していたからでも、なんでもなくて、ただの所感はそんな感じ。

「そんなのいやだ!」とか「信じられない!」とか、否定する気持ちは全然なくて、ただ、「そっか」という気持ち。

 

私なんかよりファン歴が長かったり、私なんかよりお金をかけていたり、私より気持ちが大きかったり、いわゆる「敬虔なオタク」の方には敵わないかもしれないし、対抗する気もさらさらないけど、私も私なりに一生懸命AAAを応援したし、気持ちを動かされたし、何より一番かっこいい存在がAAAでした。いや、今もです。

 

高校に進学したタイミングで親からの干渉が減り自分で行動を選択できるようになりました。

高校で出会った親友のおかげでAAAを知り、一緒にのめり込み、初めて「オタク用のツイッターアカウント」を作り、普通の生活では出会わないような全国の色んな年齢のオタクと仲良くなり、別れていった人もいれば他のグループを応援し始めた今でも仲良くしている人もいれば、仲良くなりすぎてもはや普通の友達になった人もいれば。

今応援しているグループも全てはAAAから伝って知ったグループ。

AAAは私のすべての原点でした。

 

昔と今、AAAは変わってしまったように思います。

15年のAAAの中のたった6年しか一緒には過ごしていないけど、その6年間の間でも大きく変わったと思います。いい風にも悪い風にも。

 

私が知った頃のAAAは、全員が外側を向いて円陣を組んでいるような、一見バラバラに見えるけど裏では繋がっていて、それこそ「ソロをグループに還元する人たち」「あくまでもAAAがホーム」という感じ。「AAA背負ってます」っていう感じがすごく伝わってた。

そのころソロ活動と銘打って活動していたのはSKY-HI、Nissy、unくらいで、「ソロ活動をやっているメンバー"も"いる」感じ。

 

ところが

いつからか、與が留学をし、アリーナを埋めていました。

気がつけば、秀太が武道館をやり、幕張をやり、アパレルを立ち上げていました。

いつのまにか、実彩子ちゃんがソロデビューし、毎年のようにツアーをしていました。

 

私の中では段々と「ソロをグループに還元する」という次元を超えて、「ソロアーティストが年に一度集って合同プロジェクトをやっている」という感覚になっていました。

 

全部、AAAがいう「話し合いの始まった2016年」以降のこと。

 

3人のソロが本格始動したのは「グループの活動休止」が現実味を帯びてきたから計画的に保険をかけはじめたのですか?

秀太が言った「タイミング」って、そういうことですか?

 

私が好きだったのは「AAA」という7人の男女混合スーパーパフォーマンスグループです。

男女なのにそれを思わせず、でも男女という最大の武器を使って、いつでも完璧を見せてくれる7人のAAAが、好きでした。

 

圧倒的に多いソロ活動。グループ活動を楽しみにしているファンの不安の声。あんなに精力的に出していたシングルもとってわかるように頻度が減り、シングルを一枚も出さない年もありました。毎年出演していた紅白もレコ大もCDTVも出なくなり、音楽番組への出演もソロばかり。グループであるはずのAAA Partyからのメールマガジンもソロのお知らせばかり。

たしかに、SKY-HIが好きでした。ライブにもたくさん行きました。彼の言っていることを理解しようともしました。Nissyも聴いていたし、unのライブにも行きました。実彩子ちゃんのツアーにも行きたいと思ったし、秀太の曲もダウンロードしたし、與のアリーナはすごいと思っていました。

 

でも、オタクのみんなの、「AAA」が好き、という声はメンバーに届いていましたか?

 

千晃が抜けて、でも、WOGで6人での覚悟を感じました。SSAで聴いたCallingは一生忘れることはできないし、あの時のAAAは一番輝いていたように見えました。

ドームツアーが毎年できるようになって突然起きた直也の件も、その分をカバーしようとする5人に戸惑いや寂しさも覚えたし、反面、心強さも覚えました。

 

結局直也は脱退という形になってしまったけれど、でも、AAAは続くと思ってました。

 

 

 

わたしは、ひだかくんが好きです。

SKY-HIも、それなりに追っていたし好きでした。(今は全くですが(笑))

 

日高推しなので、ひだかくんを擁護しますが、彼はソロとグループを完全に分けていたと思います。いい意味でも悪い意味でも。

 

分けすぎていたからこそ、グループは?と咎められることもここ数年増えましたが。

彼はSKY-HIの場でAAAの名前を出すことはなかったと思います。だからこそMWでグループのラップを引用したときは相当驚いたし戸惑いました。

事務所黙認で始めたソロだったからこそ、グループには持ち込まず一線を引いていたのだと思います。

 

何年か前にツイッターで「AAAのために一番裏で奔走している」と言っていました。公式のコメントからもわかるように、彼はAAAを残そうとしてくれていたのだと思いました。だからこそドーム初日での彼の涙もやっと納得がいきます。

追記:SKY-HI(AAA日高光啓) on Twitter: "別に良いのだけど裏で普通の人が引くほどグループの為に奔走しているのが僕です🏃🏻💨… "

 

拝啓 推しへ - ねぎの生える生活

 

誕生日にも壁打ちしたように、彼は誰よりも優しくて繊細な人です。誰よりもAAAのことが好きだと思っています。AAAのソロの第一人者だったからこそ今回の件については相当心を削ったのではないかなとも思います。

 

だって、PLUSツアーが終わってのひだかくんのあのツイート。Dramaにまで嬉しそうに触れて。

いつもあそこまで書くことなんてないじゃないですか。

インスタにさらっと乗せてツイッターにも写真と一言二言程度。それですぐソロに切り替えて「だっちゃんグループは?」って軽く揶揄されるのがいつもの流れだったじゃないですか。

 

私は日高推しなので、ひだかくんが心を殺してまで守ろうとしたAAAに対してやっぱり休もうと押した人を許したくありません。

直也の脱退が最後の引き金だったとしても、わたしはAAAという場所を守って欲しかった。

社会に向かって吠え、いろんな理不尽と闘う彼が、唯一自分が先頭に立たなくてもいい場所で、唯一腰を休められる場所がAAAだったんじゃないんですか。

一番ソロをしてそう、という側からのイメージとは真逆で、一番AAAのことを考え、奔走し、心を殺していたのは彼だと思います。

というか、この6年間ひだかくんしか見ていなかったのでひだかくんの考察しかできませんが。

 

 

冒頭にも書いた通り、それでも、活動休止に関しては「そっか」という感情しかありません。

彼らが決めた決断なら甘んじて受け入れるしか、私たちファンにはできないのですから。

 

AAAに対する不信感なんてずっとずっとずっと前からありました。

特に私たち日高推しなんて、推しにはグループを蔑ろにされ(ているような態度をとられ)、他推しからは「おい日高」と突かれ、たくさん苦しい思いをしてきたじゃないですか。当社比ではありますが、どこのメンバーを推すより、彼からの、グループを通しての愛は受け取りにくかったし、伝えづらかったじゃないですか。ソロを応援すればグループは?といわれ、でも、SKY-HIの謳うことを盲信しないとそんなのFLYERSじゃないといわれ、じゃあどうすればいいんだと表には出さずとも彼のように自分の中の葛藤と闘ったじゃないですか。

唐突に繰り出される世界平和論や反日主義のような曲、宗教的思想だって頑張って理解しようとしたじゃないですか。

彼が思うことなら理解したいし彼が据える目標なら共に走りたいと思ってきたじゃないですか。

 

 

今更休止になったとて、不安定な状況に蹴りをつけたと考えれば、過程や方法に非はあれど、悔しいかな納得はできます。

誰かはAAAを続けたい誰かはAAAを休みたい、そんなバラバラな状態で取り繕った仲の良さアピールをされてもこちらもあちらもいい気がしません。

 

 

今のわたしに出来ること、6年間の大切な思い出をくれたAAAに感謝とお別れを言いに、今年も会わせてください。

 

 

ねにみぎ

 

随時追記アリ